羽化不全のアカボシゴマダラ
石神井公園の散策路に飛べないアカボシゴマダラ
がいるのを見つけた
車が来たので そっと手に乗せて歩道の傍の
杉の木の下に置いたが 良く見ると
羽の形が不ぞろい
羽を開いて飛ぼうとするのだけれど
思うに任せない様子
元々この地域には生息していなかった種の蝶なのと
繁殖力の強さから今後が心配されているので
生きる力があれば生き延びるだろうと・・
昭和記念公園の紅葉にも一枝だけ紅葉
しているのを見たがこの公園でも
一枝だけ紅葉しているホウノキを見つけた
時々このような現象を見ますが
何が原因なのでしょうね?
昨日は梅雨明け直後で 晴天で暑く
クロアゲハが時々見られるが止まってくれない
其の中で かなり離れた湿地の対岸に
カラスアゲハが止まるのを見つけた
折角なので相当距離はあるのだが
諦めきれないで撮って見ました
かなりトリミングしてなんとかカラスアゲハと
分かります
シロバナタデが小さな白い花を開かせ始めていました
どこかで見た花? まさか都会の真ん中の
池で見るとは思いもしなかったので
すぐには分からなかった
”ミツガシワ”大抵山歩きをしていて見た
花で月山や鳥海山などで見慣れていました
氷河期からの古い植物の生き残りが
京都市や練馬区の三宝寺池に昔から自生
しているのだとか
思い込みは恐ろしいものだと つくづく思い
ました
下から順番に咲いていくので残りの花を
楽しませてもらいました
そんな意味からも 最初に見たときに
何故こんな所にコウホネが?
と思った物です
やはり月山の池塘で見た黄色い小さなコウホネ
尾瀬の”オゼコウホネ”などがすぐに
蘇ってくるので 不思議な思いで眺めたのです
シオカラトンボの姿も偶然に写っていました
アキノタムラソウも咲き始めていました
名前から秋に咲きそうですが実際は
梅雨頃から咲き始めるのだそうです
”ナツノタムラソウ”と呼びたい所・・
でも既に”ナツノタムラソウ”は在るのだとか
”チダケサシ”がここでも薄いピンク色の花を
見せてくれました
石神井公園を遊び場所に育った人が
昔の様子を歩きながら話してくれました
池の周囲を流れていた川で遊んだ話や
当時の様子など目に浮かべながらの散策でした
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コメント
秋のものと思っている物が、意外にも
今の季節から見聞き出来るようですね。
昨日もヒグラシの話が出ました。秋のイメージですが
6月初旬から鳴き出すそうです。
投稿: 散輪坊 | 2009年7月16日 (木) 06時14分
散輪坊さん
何となくヒグラシは晩夏に鳴く
そんなイメージですが6月頃から
鳴き始めるみたいですね
結構そのように人間が勝手にイメージしていたり実際に季節が少しずつ早まって
行っていたりするのでしょうね
投稿: あかね | 2009年7月16日 (木) 06時55分
はじめまして。当方も、石神井公園を遊び場にして育ちました(笑)石神井公園暦半世紀超えです。で、石神井公園のアカボシゴマダラ、ほんの少し前に当方も見つけて驚きました。綺麗な蝶ですが、複雑な気分ですね。
投稿: ゑこう | 2009年7月23日 (木) 00時54分
ゑこうさん 始めまして
コメント有難うございます
久しぶりに行った石神井公園で見た
アカボシゴマダラは翅が完全ではありませんでした
本来は見られないはずの外来種がどんどん
増えてきているのはやはり複雑な気分ですね
投稿: あかね | 2009年7月23日 (木) 10時06分